手軽で且つ有能な避妊具であるはずのコンドームですが、なぜか避妊に失敗してしまうという例はかなりあります。
それは正しい使い方をしていなくのが原因なのですが、どうしてそういったことが起こるのでしょうか。
コンドームを使って避妊に失敗する主な理由を上げてみます。
コンドームを正しく使っていない
折角のコンドームも使用方法を誤って使用してしまうと、全く意味がありません。
使用方法さえ守ればほぼ確実避妊できるのに、どうして妊娠してしまう方が後を絶たないのでしょうか?
それは、コンドームを正しく使えていないからです。
例えば、装着前にちょっとだけ挿入しても、妊娠しない確率の方が高いでしょう。それは確かなことです。ですが、妊娠してしまう確率はあるのです。
今までそういうコンドームの使い方をしていて、妊娠したことがなかったからといって、次回も大丈夫、ということにはなりませんよね。
大丈夫である確率の方が高いだろうという程度のものです。
避妊をしなければいけない度合いがその程度であれば問題ないでしょう。しかし、絶対に今は子供を授かることができないという状況下でも、そういう使い方をしていれば、望まぬ妊娠をしてしまう方がいるのもうなづけますよね。
きちんと保管してない
コンドームは保管状態が悪いと劣化してしまいます。コンドームの劣化が行為の最中に破けてしまうという状況に繋がるというのを意識していない方は、意外に多いのです。
コンドームの保管に正しいやり方があるということを知らないのですね。
そのために破けてしまって、避妊に失敗してしまうということもあるでしょう。
男性の方が基本的にコンドームを用意するべきだというのは、もちろん女性の体を気遣うべきだというのもあるのですが、望まぬ妊娠から男性自身を守るという目的もあります。
なぜなら、女性に用意されてしまうと、女性が故意にコンドームを傷つけることも考えられるからです。
男性にもリスクがあるということを知っておいてください。
安全日だという安心感
安全日だったら、ちょっとくらいコンドームなしで挿入しても大丈夫と思うかもしれません。
いつもは使ってるけど、今日は大丈夫だから・・。
ですが、女性の体は繊細なもので、ちょっとしたストレスなどでリズムが狂ってしまったりします。つまり、安全日というのはあってないようなものなのです。
リズムが狂っているとき、女性でも気づけないこともあります。このパターンで妊娠してしまうこともあります。
女性の「今日は安全日だから」は、妊娠を絶対にしてはいけないような状況下では信用してはいけません。
ですから、安全日や危険日に関わらず、最初から最後までコンドームを使うことがとても重要なのですね。
まとめ
どうでしょうか。コンドームを使っても避妊に失敗してしまう事例には色々なパターンがあるということがわかっていただけたと思います。
コンドームが100%確実なものではないということがわかれば、いい加減なエッチはしてはいけないこと、きちんと相手を選ぶべきだというのがお分かりなのではないでしょうか。
一番理想的なのは、今は妊娠は望まないけれど、責任を取れる覚悟があるような相手とエッチをすることです。
そうすれば、万が一失敗してしまった場合でも、慌てることはあっても、危機に陥るようなことはありませんよね。
大事なパートナーとのエッチはとても素晴らしいコミュニケーショです。ですが、その裏にはリスクがいつも隠れていること、そしてそれは女性だけの問題ではないということを意識しておきましょう。
男性方は、もし万が一妊娠してしまったら、中絶させればいいやという考えは絶対にやめてくださいね。それが理由で一生妊娠できない体になってしまうこともあるのですから。